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インクジェット詰め替えインク
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関連知識
プリンターインクは、プリント原理の違いや染料と顔料の違いにより性格が異なります。詰め替えは、カートリッジの違いによりその方法が異なります。
●インクジェットプリンタの方式
パソコンプリンタで使われる、インクジェット方式プリンタには、大別して2つの方法があります。インクジェットプリンターは、インクの微細な粒子を吹き付ける事により、プリントを行います。
この方式の1つは、インクに熱を加えることにより生ずる気泡をによって、インクを射出する加熱方式で、もう1つは、圧電素子により、水鉄砲のように、インクを射出するピエゾ方式があります。

加熱方式には、キャノンのバブルジェット方式と、ヒューレットパッカードのサーマルインクジェット方式がありますが、基本原理はほぼ同じもので、いずれもヒーターを用いてインクを熱し、バブルを発生させ、ノズルよりインクを飛び出させ、プリントするというものです。
ピエゾ方式は、エプソンが開発した方法で、ヒーターを使わず、電圧をかけると長さが変化するピエゾ素子を利用して、水鉄砲のピストンを動かすようなやり方で、ノズルよりインクを射出する方法でプリントを行います。エプソンの他、ブラザーやリコーなどのプリンターに採用されています。


●染料インクと顔料インク
インクジェットプリンターで使用されるインクには、染料インクと顔料インクがあります。例えて言うと、染料と顔料の違いは「コーヒーと砂糖のようなもの。」だと言います。顔料は粒子が大きく(数ミクロン以下)、コーヒのように水に溶け切れず、小さな粒子として溶剤の中に分散した形で存在します。一方染料は、砂糖のように水に溶けてしまう。という違いがあります。
元々顔料は、泥絵の具、岩絵の具として数万年前より使われてきたもので、現在の絵の具も、土や鉱物の合成金属化合物や石油化学合成による顔料が、多数使われています。一方染料は、藍や茜など草木の汁液や花などを用いて、衣服の着色のために数千年前より使われてきました。現在は天然染料に替わり、合成染料が多数使われています。
顔料は水や油に溶けきらず、「絵の具を画用紙の上に塗りつける。」といった方法で着色します。顔料の場合、あまり透明性がありません。
染料は、水や油、アルコールなどに溶ける性格があり、粒子を持たない物質で、液体全体に色が付いています。顔料のように色を塗るのではなく、繊維(紙)の中に浸透し、発色します。透明性があり、インクを重ねるて印刷することができるため、写真などの高画質のプリントに優れています。
染料は、インクを重ねた場合のにじみの問題。耐水性、耐光性などの問題もありますが、プリンターヘッドのノズルの目詰まりに対して、信頼性が高い事、クリアな発色、安定性に優れ扱いやすいなどの特徴から、水溶性染料インクが主流として使かわれています

しかし、最近になってインクの耐久性や、にじまない、クッキリ、ハッキリ等の、顔料の特性を生かしたインクが、登場してきたことも見逃せません。

顔料インクの例1(黒インク/水溶性)
現在市販されている、殆どのプリンターには、染料インクが使用されていますが、文字等をクッキリさせるために、黒インクのみ顔料を使うという方法が、採用されている例があります。例えばキャノンのBCI-3eBKやhpの黒インクに使用されています。
顔料インクの例2(エプソン新顔料)
最近(2003年頃)になり、エプソン社により、耐久性と鮮明さのために、難題であった、新しいタイプのカラー顔料インクが開発されました。このエプソンの新顔料インクは、染料インクを混ぜると化学変化により凝固し、ノズル詰まりの原因となるおそれがあります。
弊社EPSON用顔料インク、およびカートリッジ別インクは問題ありません。
顔料インクは耐久力がよく、くっきり鮮明にプリントすることができます。出始めのころは何かと問題がありましたが、現在は普通紙にも問題無く綺麗なプリントができます。
エプソン新顔料カートリッジ例

昇華インク
インクジェットプリンターで印刷した写真や絵を、Tシャツやポロシャツ、マグカップ等に転写プリントできる、昇華インクがあります。本格的にするには、熱転写装置などが必要ですが、小規模なものであれば、EPSONプリンター(ピエゾ式プリンター)と家庭用アイロンがあれば、ポリエステル製の布に転写できます。詳しくは、「商品情報」ー「昇華インク」をご覧下さい。

●カートリッジの違い
インクジェットプリンターは、インクカートリッジからインクが供給されます。代表的なプリンターメーカー、キャノン、エプソン、ヒューレットパッカード(HP)について、見てみることにします。カートリッジには色毎に1つずつの色別単体カートリッジと、複数の色をつのカートリッジに詰めた、複数色一体のカートリッジがあります。
色別単体 複数色一体







メーカー別特徴




キャノンのカートリッジは、写真のようにインクタンクが透明なものが多く、残量を目で見ることができます。詰替は非常に簡単で失敗がほとんどありません。
また、単体カートリッジは、インクに無駄が無く経済的です。詰替の立場から言うと一押しのプリンターです。



エプソンのカートリッジには、キャノンのような透明のものはありません。また写真(右)のように、新しいプリンターには、インク切れ監視用のICチップが付けられ、インクを補充しただけではプリンターが動作しません(このようなやり方は他社にはありません)。このためICリセッターによりチップを書き換える必要があります。
詰替の立場から言うと、一番やっかいです。

HPのカートリッジは、写真のように、プリンターヘッドとインクタンクが一体にになったものを、よく見かけます。カートリッジ価格は高くなりますが、ヘッドの目詰まり等もカートリッジを取り替えると、解決することができます。インクの詰替は、非常に有利です。

インクの色符号と色について
インクの色は、C,M,Y等の色符号で表示されます。色の呼び方は、メーカーによって少し違う場合があります。また、色そのものも少し違いがあるようです。下表に、EPSON、Canon等の色符号の説明をします。色表示はおよその目安として、見て下さい。
色表示 色符号 色名(英) 色名(カナ) 色名
BK Black ブラック
フォトブラック
MB MatBlack マットブラック
GY Grey グレイ
Cyanine シアン
LC
PC
LightCyanine
PhotoCyanine
ライトシアン
フォトシアン
薄青
Magenta マゼンタ
Red レッド
LM
PM
LightMagenta
PhotoMagenta
ライトマゼンタ
フォトマゼンタ
薄赤
Yellow イエロー
DY DarkYellow ダークイエロー 濃黄
Green グリーン
調整用 GL GlossOptimizer グロスオプティマイザー 調整